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金属床義歯とは、土台部分を金属で作った入れ歯です。
一般般的な保険の入れ歯は土台部分(床といいます)をプラスチックで作りますが、金属床義歯はプラスチックの代わりに金属を利用します。
それでは土台部分(床)を金属で作るメリットをあげてみましょう。
金属で作ると頑丈なため、プラスチックに比べて土台部分(床)の厚さを3分の1程度に薄くすることができます。
厚さが3分の1になると、舌で触った時に口の中を広く感じますし、話したり食べたりする時の違和感もかなり少なくなります。
口の中は髪の毛1本でも違和感を感じますが、髪の毛の太さは0.1ミリ前後。それに対してプラスチックの土台部分(床)は2〜3ミリですから、入れ歯が入っている時の違和感が想像できると思います。
金属床義歯では、この厚さが3分の1になる訳ですから、プラスチック製に比べるとかなり快適にご利用いただけます。
プラスチックと違って金属は温度をすぐに伝えてくれます。
プラスチックの土台(床)だと、食べ物の冷たさや熱さが口の中にあまり伝わりません。
でも金属床だと、アイスクリームはキーンと冷たく、炊きたてのご飯はあたたかく感じますから、食べ物がとてもおいしく感じます。
プラスチックの土台(床)は力が加わると、たわんでしまいます。そしてこのたわみが入れ歯を引っ掛けている残りの歯を揺らしてしまい、歯にダメージを与えてしまいます。
でも金属床の場合、ほとんどたわみません。そのため残りの歯にあまりダメージを与えることがなく、残りの歯が長持ちするのです。
またプラスチックの場合、たわんでしまうため力が分散してしまい、噛みにくいと感じる方が少なくありません。
その点、金属床はたわまないため、力が伝わりやすく、よく噛むことができます。
プラスチックの土台(床)には細かい空洞があり、そこに細菌が住み着くと、入れ歯特有のニオイが発生します。
でも金属床の場合は細菌が住み着きにくいので、こうしたニオイで苦労する、という心配はあまりありません。
プラスチックの入れ歯は、衝撃に弱いので、うっかり落としたり、あるいは噛む力が強すぎると、割れたり壊れたりすることがあります。
その点、金属床義歯は金属でできていますから、プラスチックに比べると頑丈です。同じ衝撃を受けても金属床だとダメージが少なくプラスチックに比べると壊れにくいので、長い間利用する事ができるのです。
金属床義歯によく使われる「コバルトクロム合金」は、場合によっては金属アレルギーを引き起こすことがあります。
でも「チタン」を使った金属床義歯ならそのリスクはほとんどありませんので、金属アレルギーが心配な方は材質を先生と相談してみるとよいでしょう。
プラスチックの土台(床)に比べると、金属でできた金属床は相当に硬いため、入れ歯作りにスキルが求められます。
近年人気が出てきたのがチタンを使った金属床義歯。
チタンはコバルトクロムに比べて軽いこと、熱をより伝えやすいこと、そして金属アレルギーが出にくいことで、こちらの素材を選ぶ患者さんも増えてきました。
通常の金属床義歯は残りの歯に金属製の金具を引っ掛けますが、場所によってはこの金具がかなり目立ってしまい、一目で入れ歯とわかってしまいます。
でも当院の金属床義歯の場合は、金具が見えない加工が可能。目立たない入れ歯に仕上げることができます。
なお表側は金具の代わりにプラスチックを利用しますが、裏側には金属を使っています。そのため表側も裏側も両方プラスチックを使った一般的な「目立たない入れ歯」に比べると、強度の面で優れていて長持ちします。
何でも、何度でもご質問ください
私たちは、患者さんとの信頼関係が入れ歯治療の成功に絶対不可欠だと考えておりますので、患者さんからのご質問には、何度でも丁寧にお答えしています。
不安やお困りごと、確認したいことなど、遠慮せずに何でもお聞きください。「乙丸先生と逢えてよかった」と思っていただける治療、そしてサポートをご提供してまいります。
一般的に入れ歯がしゃべりにくいのは、入れ歯がガタついて、舌や口の動きを邪魔するから。
ガタつかない入れ歯を作るためには、歯ぐきにピッタリフィットすることと、なるべく舌の動きを邪魔しない薄い入れ歯を作ることがポイントです。
金属床義歯ならプラスチックより薄くなめらかに仕上げることができますから、人前でもしゃべりやすい入れ歯を作ることができるのです。
品質にこだわって製作しています
歯科技工士は、歯科医師と並ぶ入れ歯治療の専門家です。入れ歯の質は、歯科技工士の技術力に左右されると言っても過言ではありません。
当院は入れ歯の製作を、歯科医や歯科技工士むけの著書、講演を展開されている歯科技工士に依頼。品質にこだわり、お一人おひとりに合った入れ歯を追求しています。
定期的にサポートいたします
入れ歯は患者さまの大切なパートナー。少しでも長く良い状態でご利用頂けるように、当院では入れ歯のメインテナンスに力をいれています。
特に痛みなどの問題がないと感じる場合でも定期的に入れ歯を見せていただくことで、細かい調整や修理を行い、快適な状態で長い間お使いいただければと考えております。
一括払い | 月払い (84回) | |
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上下どちらか | 594,000円 | 8,600円 |
一括払い | 月払い (84回) | |
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上下どちらか | 715,000円 | 10,300円 |
月々の支払い費用を抑えたい方には、デンタルローンを使った最大84回までの分割払いがおすすめです。
自費の入れ歯治療は、医療費控除の対象になります。
たとえば、年収500万円の方が、55万円の入れ歯治療を受けた場合、13.5万円が還付されるため、実質41.5万円の治療費で済みます(概算です)。
研究用模型概形印象採得、作業用模型精密印象採得、咬合採得、試適1、試適2、装着
破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
プラスチックの入れ歯は、材質の問題で製作の過程でひずみが大きくなってしまい、完成したときに歯科医院での調整に時間がかかることがあります。
一方、金属床義歯は、ひずみを最小限に抑えて精密に作ることが可能です。そのため、噛みやすく外れにくい、そして長持ちする入れ歯になります。
どうぞお気軽に
ご相談ください
こうしたお悩みをお持ちの方は、「入れ歯相談」でお口の中を診せていただきます。
診察時間は約30分、初診料は5,500円です。以下リンクよりご予約ください。
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